狭い調剤室で、先輩に怒られっぱなし
休みが取りづらく、自分のペースで働けない
夜勤や土日の勤務で、家族との時間がなくなる
せっかく薬剤師になったのに、ストレスの多い毎日が続けば「薬剤師をやめたい」と感じるのは自然なことです。
一方で資格を取るために6年間大学に通い、1000万以上の費用をかけてきたことを思うと「ここまで頑張って取った資格なのに」と不安になりますよね。
結論から言うと、薬剤師をやめて自分に合った働き方に変えることで、人生が良くなった人はたくさんいます。病院や薬局にこだわらなくても、資格を活かせる道は多いのです。
ただし、勢いでやめてしまうと転職先が合わずに再び悩んだり、収入が大きく下がって生活が苦しくなったりと、後悔するおそれがあります。
「薬剤師をやめてよかった!」と心から思うには、自分の気持ちとしっかりと向き合えるかで決まります。この記事を読んで、自分らしい働き方を見つけましょう。
「薬剤師をやめてよかった!」と心から思う未来を手に入れるか、ストレスの多い毎日を送り続けるかは、今のあなたの行動にかかっています。
この記事を今すぐ読み進めて、あなたらしいキャリアへの第一歩を踏み出しましょう!

いな
- 4歳娘のママ/関西在住の元・病院薬剤師💊
- 夜勤ありの正社員を退職し、新しい働き方を模索中
- 育児・仕事・医療のことについてゆるく発信しています!
【薬剤師をやめてよかった】薬剤師をやめたくなる3つの理由
そもそも、なぜ薬剤師をやめたいと思うのでしょうか。
理由は人によってさまざまですが、主に以下の3つが挙げられます。
- 人間関係が辛い
- 職場の環境が悪い
- ワークライフバランスを保てない
①人間関係が辛い
医療機関で働く薬剤師は、大きな病院を除けば狭い空間が職場であることが多いです。そんな場所で人間関係が合わないとなると逃げ場がないのも無理はありません。
実際に、小さな薬局の中で2〜3人での勤務だと、相手との相性が悪いと常に怒られっぱなしであったり、嫌がらせを受けたりすることも少なくありません。私の知り合いからも、同様の相談をよく聞いていました。
人間関係が良くないと、仕事にも集中できずミスにつながる可能性もあります。それがまた人間関係を悪くして……と負のループに陥ってしまう前に、環境を変えるという選択肢を考えることが重要です。
②職場の環境が悪い
人員が少ない、フォロー体制が十分でないなど、職場の環境が悪いと業務量が増えすぎてしまい「見合った給料が払われていない」と不満を感じてしまいます。
私が以前勤務していた病院では、人員が常に不足しているのに、業務量は増えたのに給料は上がらず、モチベーションが下がる一方でした。働いている人に余裕がないため、職場の雰囲気もあまり良いものとはいえなかったです。
このように、個人の努力ではどうにもならない問題もあります。だからこそ、あなたの頑張りを正当に評価してくれる職場を探すことが、自分を守る上で大切になるのです。
③ワークライフバランスを保てない
薬剤師は職場によって勤務形態が多岐にわたり、夜勤があったり、残業が多かったりと十分な休息が取れずに仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。
私も病院勤務時代は、夜勤や土日の出勤が多くありました。それに加え、勉強会や学会の参加を半強制されることもあり、十分な休息が取れないことも。子供が産まれてからは、さらにプライベートの時間が無くなり大きなストレスを抱えていました。
薬剤師として学び続けることは大切ですが、それはプライベートとの両立があってこそ。もし今の職場でそれが難しいなら、資格を活かしつつ、もっと柔軟な働き方ができる職場へ移ることを具体的に検討してみましょう。
【薬剤師をやめてよかった】実感できた3つのメリット
薬剤師をやめたいという理由ははっきりしてきたけれど「本当にやめていいのか?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
6年間かけて取得した国家資格。1000万を超える学費や時間や労力をかけてきたからこそ、簡単に手放すのは勇気がいりますよね。
私自身も同じように迷い、悩んだ末に薬剤師をやめる決断をしました。
結果として、今はやめてよかったと感じていて、自分に合った働き方を見つけられました。
そんな私が「薬剤師をやめてよかった」と実際に感じたメリットを3つご紹介します。
あなたが一歩踏み出すヒントにしてください。
①心身が安定する
薬剤師の仕事には調剤室という狭い空間での人間関係や、不規則な勤務スケジュールなど、ストレスの多い要素がたくさんあります。それらから解放されることで、生活リズムが整いやすくなり、体と心に余裕が生まれます。
私の場合、夜勤は月に2〜3回、土日の出勤も月に1〜2回ありました。残業も多く、育児や家事との両立で体調を崩しがちに。ストレスから家族にきつく当たることも多かったです。しかし、薬剤師をやめてからは生活が安定し、体力も気力も回復。家族とも穏やかに過ごせるようになりました。
薬剤師の方は、真面目で人のために頑張りすぎてしまう傾向があります。
だからこそ、まずは自分の心と体を大切にする選択も必要ではないでしょうか。
②自由な時間が持てる
自由な時間があることで、心と体に余裕が生まれ、自分の価値観に合った生き方を選びやすくなります。
薬剤師として働いていたときは、シフトに合わせて生活が回っていたため、自分の意思で動ける時間がほとんどありませんでした。やりたいことも後回しで、ただ疲弊するのみ。でも、時間の主導権を自分で握れるようになると「今日は何をしたいか」「どこにエネルギーを使うか」を自分で決められるのです。その感覚が、薬剤師をやめてよかったと実感できる大きな理由になりました。
限られた人生の中で、時間は何より大切な資源です。
「本当に今の働き方でいいのかな」と感じているなら、一度立ち止まって考えてみる価値はあるはずです。
③柔軟な働き方ができる
薬剤師としての働き方は、シフト勤務や土日出勤、夜勤が当たり前。突発的な対応が多く、自分の意思でスケジュールを組むことが難しいです。そうした中で、柔軟な働き方ができるようになると、「自分の時間を自分で決められる」という実感が持てるようになります。この自由度が、日々のストレスや制約からの解放につながり、気持ちに余裕をもって働けるようになるのです。
私は現在、薬剤師をやめて在宅でWebライターとして活動しています。以前は子どもの体調不良や家庭の用事に合わせて動くことが難しく、常に周囲に気を遣いながら働かなければならない環境でした。自由度の低さが、心の余裕を奪っていたように思います。
しかし、今は自分で予定を組めるため、子どもの急な発熱にも慌てず対応できるようになりました。仕事も自分のペースで進められるようになり、他人の予定に振り回されるストレスがなくなりました。
柔軟な働き方ができるようになると、時間も気持ちも余白が生まれ、自分らしく働ける実感が持てるようになります。自分は薬剤師しかできないと思い込まず、一度立ち止まって「本当に望む働き方」を見直してみるのもいいかもしれません。
【薬剤師をやめてよかった】と思うために注意する点3つ
ここまで、薬剤師をやめてよかったと感じたメリットをお伝えしてきました。
しかし、どんな選択にもデメリットはつきもの。
後悔のない決断をするためには、「やめたらどうなるか」の良い面だけでなく、不安やリスクについても知っておくことが大切です。
次は、薬剤師をやめることで感じた注意する点について3つ正直にお伝えします。
①収入が落ちる可能性がある
令和6年の厚生労働省の調査によると、薬剤師の年収は平均で599万円と高めの水準にあり、転職や退職によって生活の収支バランスが一変することも少なくありません。収入の減少が「精神的な不安」としてじわじわ影響を与える可能性があります。
私自身、薬剤師としてフルタイム勤務していたときの年収は約550万円でした。ですが、退職後は休養期間に入り、現在の収入はほぼゼロ。調剤薬局へのパート勤務も検討していましたが、その場合は年収が100万円以上下がる見込みでした。
とくに子育て中は、時間的な制約や心身の負担も大きく、収入よりも生活リズムや心の余裕を優先せざるを得ない場面もあります。しかし、いざ収入がなくなると「このままで本当に大丈夫かな」と不安が押し寄せる瞬間もありました。
だからこそ、「どのくらいまでの収入減なら許容できるのか」「生活費はどれくらい必要か」を事前に把握しておくことが重要です。収入ダウンの可能性を理解した上で、自分にとって無理のない働き方を見つけていきましょう。
②孤独感を感じやすい
薬剤師をやめると、それまで当たり前だった職場での人間関係や社会とのつながりが一気に失われます。特に医療現場のようなチームで働く環境から離れると、自分だけ世の中から取り残されてしまったような感覚に陥りやすくなります。
実際、私も薬剤師を辞めて休養期間に入った際、周囲の友人や元同僚が働いている中で「自分は何もしていない」という焦りや不安を感じました。日中に誰とも話さない日が続くと、思っていた以上に孤独感が強まりました。
こうした孤独を乗り越えるためには、「なぜ薬剤師をやめるのか」「どんな生活を目指すのか」を明確に言語化しておくことが大切です。自分の選択に納得感を持てると、他人と比べて落ち込むことが減り、心の安定にもつながります。
③社会的ステータスが低下するおそれがある
薬剤師は専門性が高く、社会的信用や安定した収入がある職業です。特に年齢を重ねるにつれて、役職や責任ある立場を任されることも多く、自然と周囲からの評価や信頼も高まります。そんな立場を手放すことに、不安を感じる人は少なくありません。
私自身、12年間勤務した病院を退職する際、「もう少しで役職に就けるのに」と言われました。それまで築いてきたキャリアや信頼を一度手放すのは、想像以上に大きな決断でしたし、社会的な立場を失うことで自分の価値まで下がったような気がして、戸惑いもありました。
しかし、他人からどう見られるかよりも、「自分はどう生きたいのか」「何を大切にしたいのか」を明確にすることで、ブレずに判断できるようになります。ステータスの変化に惑わされないためには、自分の価値観や人生の優先順位を見つめ直しておくことが大切です。
【薬剤師をやめてよかった】と思えるよう自分の考えをまとめよう
①やめたい理由を明確にする
「薬剤師をやめたい」理由が明確になると、次に取るべき行動や選択肢が具体的に見えてきます。たとえば、「家事や育児と両立できない」と感じているなら、在宅ワークや平日のみ働ける職場を中心に探すなど、選択の軸ができます。
私自身も、薬剤師をやめてよかったと感じられたのは、「何を大切にしたいか」を言葉にできたからです。自分のペースで働けることが第一優先だったため、在宅ワークという選択をしました。「すべての条件を満たす理想の職場」はなくても、優先順位を決めれば、納得できる働き方に近づけた感覚があります。
まずは、あなた自身の「やめたい理由」を紙に書き出してみることから始めてみてください。
②希望する働き方や暮らしを明確にイメージする
希望する働き方や暮らしをイメージしておくことで、「薬剤師をやめた後の不安」が具体的な選択肢に置き換わり、前向きな気持ちで新しい道を選べるようになります。退職後に「何がしたかったんだっけ?」と迷子になるのではなく、自分にとって大切なものを軸に選択できれば、「これでよかった」と納得しやすくなるのです。
たとえば、やめたい理由が「人間関係に疲れた」「夜勤が体力的にきつい」といった環境面の問題であれば、別の職場や勤務形態を選ぶことで解決できる可能性があります。一方で、「薬剤師の仕事自体にやりがいを感じない」「体調を崩して続けるのが難しい」といった理由であれば、まったく異なる職種に目を向けたほうがよいかもしれません。
このように、自分がどのような働き方や生き方をしたいのかを明確にしておくことで、数多くの選択肢の中から納得できる道を見つけやすくなります。「薬剤師をやめてよかった」と感じるためにも、感情に流されず、自分の希望に合った選択をすることが大切です。
③一人で抱え込みすぎない
薬剤師をやめるかどうかを一人で悩み続けていると、考えが堂々巡りになってしまい、結局どうしたいのかが見えなくなってしまうことがあります。そんなときは、信頼できる人や転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。他人に話すことで、気持ちが整理され、思いがけない気づきが得られることもあります。
私自身、病院から調剤薬局への転職を考えていたとき、なかなか答えが出せずに一人で悩み続けていました。ですが、転職エージェントに相談したことで、「本当に大事にしたい条件」や「今の自分の状態」を客観的に整理することができました。
結果的には体調面の問題から転職には至りませんでしたが、相談を通して自分の優先順位が明確になり、今では在宅ワークという新しい働き方にたどり着いています。
一人で悩んで前に進めないときこそ、他人の視点を借りることが重要です。薬剤師をやめてよかったと思えるような選択をするためにも、誰かに話すことから始めてみませんか?
薬剤師をやめたあとの選択肢は?医療機関以外で資格を活かせる仕事5選
「薬剤師をやめたら他にどんな仕事があるの?」と不安に思う方も多いでしょう。
実は、薬剤師の知識やスキルを活かせる仕事は、医療機関以外にもたくさんあります。
ここでは、薬剤師資格を活かせる5つの仕事をご紹介します。
これからのキャリアを考える上で、ぜひ参考にしてください。
①医療ライター
病気や薬、健康に関する記事を執筆する仕事です。資格がなくても始められますが、専門知識があると信頼性の高い記事が書けるため薬剤師資格は強みになります。
私も現在、医療ライターとして活動中です。主に薬剤解説の記事を中心に執筆しています。
他にも、医療従事者や患者さんへのインタビュー記事を扱う「医療取材ライター」という働き方もあります。
在宅でできる仕事が多く、パソコンがあればすぐに始めやすいです。
②治験コーディネーター(CRC)
医療機関で実施される治験のサポートをする仕事です。
スケジュール管理、服薬説明、副作用の確認などを通じて、治験がスムーズに進むよう支援します。
医療者との連携も多く、新薬開発に関われる点でやりがいのある職種です。
ただし、現場での対応が中心のため、在宅での働き方は難しいかもしれません。
③公務員薬剤師
国や自治体の行政機関に勤務し、住民の健康と安全を守ります。
主に国家公務員薬剤師と地方公務員薬剤師に分けられ、業務内容は以下の通りです。
種類 | 主な業務内容 |
国家公務員薬剤師 | 医薬品の安全管理、危険薬物の取り締まり、後発医薬品の推進など |
地方公務員薬剤師 | 公立病院での調剤業務、保健所での薬事衛生業務、医薬品管理など |
安定した収入や福利厚生が魅力ですが、在宅性は低く、公務員試験への対策が必要です。
④製薬会社(DI職)
DI職は、医療従事者からの問い合わせに対して、文献や安全性情報を調べて対応する仕事です。
正確な情報提供が求められるため、薬剤師としての知識がそのまま活かせます。
最近は在宅勤務対応の企業も増えており、家庭との両立もしやすくなってきています。
⑤大学教員
薬学部での教育・研究に携わる仕事です。
・担当分野の教育、講義
・実習指導や学生のサポート
・専門分野の研究活動
教育に興味がある方にはやりがいのある仕事ですが、博士号や論文実績などが求められる場合もあるため、条件の確認が必要です。
【薬剤師をやめてよかった】私の体験談
「薬剤師をやめてよかった」と心から思えるようになったのは、自分が本当に大切にしたい価値観に気づけたからです。
私は薬科大学を卒業後、中規模の総合病院に就職。夜勤や残業が続く日々でしたが、患者さんや他職種の方々との関わりの中で、充実感を持って働いていました。
しかし、結婚・出産を経て2023年に職場復帰すると、状況は一変しました。家事と育児との両立は想像以上に過酷で、仕事でも以前のように残業ができず、自分の理想通りには働けない毎日が続きました。休日も自由にリフレッシュできる時間はなく、やがて「自分の存在意義が分からない」と感じるようになり、心身のバランスを崩してしまいました。
それでも、「薬剤師として働くのが当たり前」と思い込み、無理をしていました。そんな私に、知人が「一度リセットしてもいいんじゃない?」と声をかけてくれたのです。その言葉をきっかけに、私は自分の働き方や人生について深く考えるようになりました。
その結果、「自分を大切にする」「家族を大切にする」「無理をせず、自分のペースで働く」という価値観に気づきました。そして思い切って薬剤師の仕事から離れ、在宅でできるブログやWebライターとしての働き方にシフトしました。
今では、娘の急な発熱にも落ち着いて対応でき、心にも余裕を持って過ごせています。自分が本当に大切にしたいものを守れる働き方を選んだことで、「薬剤師をやめてよかった」と心から感じています。
もしあなたも、働き方に違和感を感じているなら、「自分にとって本当に大切なことは何か?」を見つめ直してみてください。その気づきが、未来を変える大きな一歩になるかもしれません。
よくある質問や不安
年収は下がる?お金の不安
お金のことを考えると、今の働き方を変えるのが怖くなるのは当然ですよね。
実際、医療現場から離れて希望する職種や勤務形態によっては、年収が下がる傾向があります。ただし、ここで注目してほしいのが「時間や働き方に対する対価」の考え方です。
例えば、年収が高かったとしても、それが長時間労働や残業ありきの収入であれば、自由な時間や心の余裕が削られてしまうかもしれません。私自身も、薬剤師時代は残業や夜勤で高収入ではありましたが、子どもとの時間や自分の体調を犠牲にしていた部分がありました。
年収だけに注目するのではなく、「自分にとっての優先順位」が何かを明確にすることが大切です。
また薬剤師に戻れる?キャリアの不安
「一度薬剤師を辞めてしまったら、もう現場には戻れないのでは…?」と不安に感じる方も多いかもしれません。
結論から言うと、薬剤師は国家資格ですので、基本的にはいつでも復帰可能です。
もちろん、がんの専門病院や特定の高度な分野では、ブランクや専門性によって再就職が難しいケースもあるかもしれません。しかし、薬剤師は慢性的な人手不足といわれています。令和6年度の全体の有効求人倍率が1.25倍に対し、薬剤師の有効求人倍率は3.57倍と比較的高いため、一般的な薬局や病院であれば再び働ける可能性は十分にあります。
実際に、一度別の働き方に挑戦してから復帰する方も少なくありません。「一度離れたからこそ、自分に合った働き方が見えてきた」という声もよく聞きます。
もし今、薬剤師としての働き方に違和感があるなら、キャリアの途中で方向転換するのも一つの選択肢。「必要ならまた戻れる」という安心感があるからこそ、自分らしい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
自分に他の仕事ができる?自己への不安
薬剤師として、調剤や服薬指導しかしていないと、今さら自分に他の仕事なんてできるのか?と不安になりますよね。
しかし、行動もせずに考えているだけでは何も変わらないのも事実です。
私も、薬剤師をやめて休養するとき2〜3ヶ月悩みました。自分が本当に在宅ワークができるのかどうか不安でたまらなかったです。しかし、実際にやめてブログやライターに挑戦して、少しずつですが結果が出てきています。
なかなか動きだせないかもしれませんが勇気を出して挑戦してみてください。何かが少しずつ変わるはずです。
【薬剤師をやめてよかった】と思うために満足できる働き方を目指そう
薬剤師として現場でしか働いたことがない方にとって、薬剤師をやめるという大きな決断をするのは勇気がいるかもしれません。何年もの時間と労力、お金をかけて取った資格を手放すのは不安になるでしょう。
しかし、薬剤師をやめるのは、決して「資格を捨てること」ではありません。
私も「このままでいいのかな?」と迷いながら、在宅ワークに挑戦しました。
収入や将来への不安もありましたが、今では自分に合った働き方や暮らし方を見つけられました。朝ゆっくり娘を保育園に送り出せる、休日家族と過ごす時間が増えるなど、前よりもずっと満たされた気持ちで毎日を過ごせています。
薬剤師の資格は、医療機関以外でも十分活かせます。
もし今の働き方に違和感があるなら、まずは希望条件でどんな仕事があるのかを調べてみるだけでも大丈夫です。転職サービスを活用すれば、想像もしていなかった選択肢に出会えるかもしれません。
大切なのは「自分がどんな暮らしをしたいか」を起点に考えること。焦らなくて大丈夫です。小さな一歩から始めていきましょう。